従来型スクール
「数人から10人未満のグループに講師が一人」という形式のものを、ここでは便宜上「従来型グループレッスン」と呼びます。一般に「英会話スクール」というとこれを想像すると思います。
家庭教師よりもコストは低く、ある程度生徒も参加(発言)する形式です。人数は少ない方がより良いのは言うまでもありません。例えば現在大手と言われるところでは3人〜8人程度が最も多いようです。(3人をセミプライベートと呼んで区別するところもあります)
このタイプのスクールは「日常会話」や「ビジネス英会話」のようなコース分けをしていることが多く、対象となる層が幅広いのが大きな特徴です。それぞれ独自のレベル分けがあり、レベルアップするとクラスや教材が変わる、という形になっています。
ターゲットが広いため、どれも似たような宣伝文句になってしまいますが、システムは一般的に以下の点で区別できるようです。
チケット制か、月謝制か
チケット制の場合、「大量に購入した方が安いが、使い切るのが難しい」という問題があります。スクール側は営業ノルマのせいもあって多めに売る必要があり、「かなり強引に勧めるので嫌な思いをした」というのが英会話スクールのイメージをかなりダウンさせています。最近は月謝制を採用し、それほど高くないスクールも多く、「英会話スクール=初期投資が高い」とは限りません。
担任制か、毎回違う講師か
丁寧な指導を期待するなら、講師が生徒の様子を把握しやすい担任制の方が明らかに良いはずです。ただし単に会話を実践する場が欲しいという場合、「より多くの人と会話ができる」という意味で入れ替え制の方が良い場合もあります。
場所の振り替えが可能か
教室が多いスクールでは、家の近くと勤務先、のように生徒側の都合によってその都度教室(場所)を選ぶことができます。一般に担任制の場合は無理です。
自由予約制か、決まった授業時間か
完全な自由予約制と、時間の振り替えが一部可能なシステム、完全な固定制、の3つに分けることができます(一部振り替えが可能というのは、同じ担任の他の時間のクラスに参加できるという意味です)。仕事の都合上自由に予約できた方が良いという方が多いと思いますが、それだと学習効率が上がりにくいとか、続きにくいという弊害もあるので注意して下さい。
講師は皆ネイティブか
大抵のスクールにはネイティブの講師が居ます。日本語での説明が必要なクラスのために日本語講師が居るスクールもあります。むしろ経験のある日本人講師の方が「ただ英語圏出身というだけ」の人よりも教えるのがうまいのですが、どうしても「英語=外国人(しかも米国人、白人)」というイメージが強調されがちです。目的に応じて慎重に考えてください。
広範囲で展開している従来型英会話スクール
AEON
大手の一つ。小売のイオンのサイトが似たようなアドレスなので要注意。
授業料を調べたいときは、教室ごとに料金が提示されていることに注意。統一された料金表というものは存在しない。
Berlitz
他の大手と比較すると真面目に勉強したい人向けという印象を受ける。サイトの操作性、情報の探しやすさは良いが、料金表がないのは良くない。資料請求しないと料金は一切わからないようになっている。
ECC
英会話以外に様々なサービスを提供しているので、目的の情報に到達するのに1段階余計にクリックしないといけないような印象を受ける。ここも料金を明確に提示していない。全体的にわかりにくいサイトになっている。(大幅に改善され、目的の情報に到達しやすくなっている。2005/2)
GEOS
大手の一つ。コースを検索すると料金が表示される。ここも統一された料金表がないが、サイトの操作性は大手の中では分かりやすい部類に入る。
LADO
ラド・メソッドが売りのスクール。Flashを多用して動きの多いサイトになったが、見易さは向上しておらず、ここも検討違いのサイトになっているのは残念。やはり料金表はない。
NOVA
知名度No.1の外国語スクール。スクールの情報以外にも、英語を活かせる仕事の情報など、なかなか充実している。
大手に共通する問題だが、わかりやすい料金表を提示しないのは良くない。