覚え方の注意
「get=得る、取る」のような覚え方はやめて、「どんな場面で使えるか」+「例文」を必ず一緒に覚えるようにして下さい。どんな場面で使えるのかを学習しない限り、いつまでたっても使えません。多くの単語は使える主語や目的語が限られます。日本語の「得る」が必ずしも"get"に対応するわけではありません。
できればアルファベット順で並んでいるような教材ではなく、「使える場面ごと」に分類されている教材を用意して下さい。
TVドラマや映画の1シーンのような、映像+音声があるものは役に立ちます。自然と「どんな状況で使えるか」というのがわかるので、覚えやすいと思います。
最初は「英語のスクリプト(何を言っているか)」と「日本語訳」が用意されている物がお薦めです。ただし、映画の字幕は時間的な制約があるので、多少意味を変えている場合があります。学習者用の、英文と日本語訳付きの教材を使って下さい。書店等で購入可能です。
音声+英文+日本語訳がセットになった教材は沢山あります。通勤通学途中で聞くために購入する人が多いと思いますが、できれば映像付のものも試して下さい。関連付けるものが多いほど覚えやすいはずです。
| 語彙を増やすのに役立つサイト | |
| ハングリーフォーワーズ | 語彙を増やすための音声付教材を定期購読できる無料サービス。 週に1回、2日に1回、毎日、と頻度が選択でき、1回の量は少ないので続けやすい。 教材は分野も選択可能で、選択肢は金融、上級ビジネス、などビジネス向けのものから、トラベル、グルメなど趣味の分野のものまで様々。 |
|---|---|
| イーオンの「ペラペラ」 | イーオンが提供する無料オンライン英語学習サイト。 「単語道場」、フリーソフトの「英単語名人」などが単語の学習向けに用意されている。 |
| 語源辞典:スペースアルク | 「語源から単語を覚える、知る」ことで応用を利かせることができるのはよく知られている。 このページはその「理論の簡単な説明」と、「語源に関する説明だけを掲載した辞書」の両方として使えるので、初心者にも、中級者以降にも役に立つ。 元々はこちらのサイトの筆者が情報を提供しており、初心者には本家の方がわかりやすいかもしれない。 |
| Yahoo!学習情報 | 「TOEICデイリーミニテスト」、「英単語センター1500」、「英熟語センター750」など、小テスト形式で自分が知らない単語をチェックするのに役立つコンテンツがいくつかある。 |
| その他 | 英語学習者向けの総合サイトや、オンライン辞書を提供しているサイトには、よく「今日の単語」のようなものがある。それらを定期的に見るだけでも役に立つので、利用すると良い。 オンラインの学習者用英英辞書サイトもかなり利用価値が高いので、一度見てみると良い。 (例:Merriam-Webster Onlineの"Word of the Day") |
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コラム:丸暗記の限界
「トイレを借りてもいいですか」と英語で言いたい時の典型的な間違いに、
May I borrow your toilet.
というのがあります。先に日本語の「借りる」という単語が浮かんでしまったため「借りる=borrow」という変換をして失敗しています。正解は例えば次のようになります。
May I use your bathroom.
"borrow"と"toilet"だと「便器を借りて持って行く」のように聞こえてしまうんだそうです。「借りる=borrow」と暗記したまでは良くても、実際に使えないという典型的な例だと言えます。
もう一つの例として、「どう思う?」と聞きたい場合の
How do you think?
という間違いがあります。"how"だと、あえて言えば「君はどうやって考える?」という感じだそうです。このように無理に日本語にする必要はなく、とにかく「こういう言い方はしない」のです。正解は次の通りです。
What do you think?
これを見て、「How do you think? でも通じた」と思った人も居るでしょう。実際某TV局のニュース番組のリポーターがNYで野球選手の取材をしている時にでこう聞いていました。相手はTV局の取材だとわかっているし、話題がなんなのかも知っているからすんなり答えたのであって、聞き方としては変な聞き方であったことに変わりありません。
これらからもかるように、「どんな場面でどんな単語、表現が使えるのか」という切り口で学習しないと、せっかく覚えても活用できないということが多発します。